安全・安心・野菜ブランド販売の展開
3つの安全な作り方をお約束します。
減化学肥料栽培
減農薬栽培
健康な土づくり
栽培管理日誌
取り組み内容
- 平成8年から「管理記録表」を配布し、施肥防除などの記帳を指導しています。
- 出荷ダンボール等には出荷者個人名を記し、自覚と責任を明確化するとともに平成14年度から管理記録表をノート式に変更しました。
- 初出荷時までに農薬が適正に使用されているかの確認作業を行います。
基礎GAP
取り組み内容
平成20年より、事前に想定される生産上のリスク確認を行い、記録する取り組みを行っています。
GAP導入効果
農産物の収穫後に検査を行う管理方法(結果管理)よりも、農作業の各工程を記録・点検する方法(工程管理)の方が、より効果的に安全な農産物を生産できるとともに、消費者・食品事業者等への説明や問題が起こった時の原因究明に役立ち、管理コストの低減に役立ちます。
農作物の安全を確認する方法
- 結果管理(収穫物の検査)
- すべての農作物の残留農薬検査をすると時間と多額のお金がかかります(外部委託→10日以上)
- 工程管理(農作業の記録と点検)
- 点検項目をしっかり取組むことで、安全な農作物ができる
- 記録を残せば消費者への説明や問題が起こった時の原因究明に役立つ
- お金がかからない
管理の4つのポイント
- 野菜の安全
- 農薬、肥料、土、水の安全性
- 環境への配慮
- 水・土壌の保安、周辺地への配慮、ごみの減少とリサイクル、エネルギーの節約
- 生産者の安全
- 野菜の品質向上と安定生産
- 商品として販売できる野菜の生産
減化学肥料栽培
- マルチ栽培推進中
- マルチ栽培
- 土壌診断適正施肥
- 緩効性肥料の施用
- クリーニングクロップの栽培
- うね内施肥技術の推進
具体的な取り組み内容
- マルチ栽培により肥料流亡を防ぎ、肥効が良くなり、施肥量を減少させます。
- 化学肥料を控え、緩効性肥料を使用します。
- 年に一度、土壌分析を行い、診断結果をもとに適正な施肥を行います。
- ソルゴー等深根性作物を栽培することで、余分な肥料分を吸収させ、土壌をクリーニングします。
減農薬栽培
- 性フェロモン利用ハスモンヨトウ防除事業実施中
- 発生予察による合理的な防除
- 農薬使用基準の厳守
- 耕種的防除の徹底
- 黄色灯の使用
具体的な取り組み内容
- 性フェロモンを利用することにより、農薬の使用回数を削減することができ、消費者に求められている環境にやさしい防除を実施します。
- 誘殺トラップを設置し、害虫の発生予察により、効果的な防除を行います。
- 農薬防除に依存せず、耕種的な防除を取り入れた総合的な防除を行います。
- 黄色灯を設置することにより、ハスモンヨトウ・オオタバコガの忌避や交尾・産卵を抑制し、農薬の使用回数を削減する取り組みを行います。
健康な土づくり
- 良質推肥の施用
- 地力増進作物のすき込み
- 稲わらの有効活用
具体的な取り組み内容
良質な有機物(牛糞推肥、緑肥作物、稲わら等)を施用することで、健全な土壌を作り、品質の良い、安定した野菜栽培を行います。 地力増進作物(ソルゴー等)を栽培し、すき込むことで、土壌の透水性・通気性などが改善され、輪作作物として組み込むことで、土壌病害に起因する連作障害を軽減し、安定生産をはかります。
JAあわじ島野菜安心・安全システム